腰痛・症例3
2015.07.08
昨日は七夕でしたね〜。
夜の天気はどうだったのかな。
昨日は16時30分〜22時30分までビッシリ6人。
帰ったのが23時を大きくまわてって、七夕だったことも忘れました。
皆さん天の川見えました?
ってか、天の川って本当に見えるものなの?
さて、たまった症例報告がいっぱい。
もうたまりすぎてどの症例を書こうか忘れました(−_−;)
どこかにメモっとかないとダメですね。
人間は忘れる生き物です。
痛みもすぐに忘れたらいいのにね。。。
症例
患者:
60歳女性
主訴:
3ヶ月続く右腰の痛み
既往歴:
過去にも何度かギックリ腰を経験。
いつもとは痛み方が違う。
所見:
座位や寝ている状態から立ち上がる際に右腰が痛む。
歩行時にも時々痛むことがある。
腰椎伸展制限、屈曲は正常。側屈は左に倒しにくく、回旋は左に捻りにくい。
SLR異常なし。左後方腸骨、右前方腸骨。
右大腿筋膜腸筋の筋力低下。
右大腿四頭筋拘縮。右腸腰筋拘縮。
左右大臀筋の知覚過敏。
施療:
まずは体全体を眺めます。
すると何か違和感を感じます。
言葉ではなかなかうまく伝えられませんが、
身体の本来通っているラインが乱れている。
スーッと流れてないんです。
この時、色々な方法で検査するんですが、特に最近は身体がまとっている空気を診ます。
空気?
患部がはっきりしない時に使う奥の手です(笑)
いったん解剖学とか忘れて検査します。あくまで私流なんですが。
身体から20㎝くらい離れたところの空気を撫でていきます。
悪い患部の上の空気は凸凹していたり盛り上がっていたりザラザラしてたり。
まだまだ下手くそなんで時間かかりますが、けっこう当たる。
霊能力者や気功人ではありません 笑
全身の空気を撫でていると、ところどころ違和感を感じたんですが、なかでも右足甲。
私『最近この右足なんか怪我しましたか〜?』
患者『そういえば3ヶ月前くらいに床で滑りそうになって踏ん張った時に痛くなりま
した』
私『_φ( ̄ー ̄ )ニヤっ』
右足を診てみます。
右足の◯◯骨が下方に歪んでます。
あんまり注目されませんが、この◯◯骨はけっこう大切。
捻挫の後、いつまでも歪んでたりする骨。
マグネット反射という原始反射の一種があります。
足の骨の歪みによって全身の筋肉の過緊張や緩みが起こってくる反射反応。
患者様に説明後、この◯◯骨を両手で挟んでゆっくり骨が戻っていくのを待ちます。
適切な圧力をかけると、骨は強い力を入れなくても自ら元の場所に帰ります。
脳反射を使っても良かったんですが、まあどっちでもってことで。
5分後、骨が戻ったので改めて全身の筋力を検査すると、見事復活しています。
あとは拘縮していた右大腿四頭筋の拘縮を優しく?いいえ時にはちょっとだけ強くほぐして終了。
施療終了後、トイレから出てきた患者様から大声で一言。
『先生、楽やわ〜☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆』
考察:
普段なら腰周りを丁寧にやることも多いですが、
今回は直感を信じて下半身!
いや、足は本当に大切です。
足は必ず一番に診ます。
軽く調節してから、他の部分を施療することが多いです。
捻挫、バカにできないですよ!