苦渋の決断です(T ^ T)
鍼灸整骨院悠ではこれまで整骨院における保険診療を適応できる疾患に限り保険診療を行ってまいりました。
ですが、保険組合や協会けんぽなどの保険者の整骨院への調査が年々厳しく行われるようになっております。
当院としましては別に法律に反するようなことをしていないにもかかわらず、むやみやたらに調査が行われる実態に憤りを感じながらも対処してまいりました。
ですが度々患者様に送られてくる調査票などには、整骨院に対し悪意とも取れるような文面で紙が送られてくる状況です。
確かに日本全国には不正請求を行ってる院もあるかと思います。
しかしそれは整骨院だけでなく、病院や歯医者などにも起こりえてるのが現実です。
しかしターゲットとなるのは権力的に一番弱い整骨院。
医療費削減へと国全体で動いてる大きな流れはわかりますが、あまりに露骨。
患者様に届く悪意ある調査票によって、患者様との信頼関係にも影響が出てくるようなことだけは避けたいと思っております。
できれば、適応できる疾患に関しましては保険診療を続けていこうかとも迷いました。
やはり窓口負担はできるだけ抑えたかったし、経済的理由で通院できなくなる方もおられるかもしれないからです。
私としましては、ご縁あった患者様は全員、健康で笑顔になってほしいと強く願い施術にあたっております。そこはこれからも変わりません。
ですが現在のような保険組合などへの対応に正直疲れ切ってしまいました。
当院には受付もおらず私一人で全てを行なっております。
日々増加していく保険組合などへの対応に追われるあまり施術に向けるエネルギーや集中力が損なわれ始め、これはまずいな・・・と。
私自身もこれからも年々成長を続けたいと思っておりますし、セミナー費や書籍代は今後ますます増えていくと思います。
皆様から頂いたお金でセミナーにも行かせて頂いております。
苦渋の決断ではありましたが、国の保険診療の未来の限界も見えた今、鍼灸整骨院悠での保険診療を廃止させていただき、完全自費による施術に切り替えさせていただきます。
なお通院中の患者様にはまた改めて書面にてお伝えさせていただく予定です。
結果的には料金を値上げという形にはなってしまいますが、
その分、ますます成長し皆様のお役に立てるよう精進いたします。
これからも鍼灸整骨院悠をよろしくお願いいたします。