滋賀県長浜市の悠オステオパシーセンターの藤元です。
またまた家族の温かい理解があり、連休を利用しまして国際セミナーに行ってまいりました!
今回で私は4回目になりますが、いつもフィリップ・ドゥリュエル DO, DScO先生にお会いできるのをとても楽しみにしております♪
会うだけで元気になれる、話すだけで幸せになれる。そんな素晴らしい先生です。今回のセミナーは奥様のジュリー・サンピエール D.O.も一緒に来日して頂けました。
二人の素晴らしいオステオパスに学べるこの日を心待ちにしてました♪
今回のテーマは『セントラルチェーン2』
昨年のGWに引き続いてのバージョンアップセミナーです。
セントラルチェーンとは生命の木の幹の部分にあたるものなのですが、セントラルチェーンの概念は、1983 年にフィリップ・ドゥリュエル D.O.によって開発されました。セントラルチェーンとは相互バランスのとれた筋膜の連続であり、生理機能・代謝を促進する自然の支点であるだけでなく、進化途中の意識と生命に突き動かされて表明される意識とを共鳴させる自然の支点をも生み出すと考えられています。
物理的、肉体的な意味でのバランスをとる支点ではなく、体の内部中心部を司る、一連の「エネルギーの通路」としても考えられ、「生命エネルギーの具現化されたもの」とも言われています。筋膜や血管、様々な器官や主要となる内臓、神経叢や自律神経系などがそれぞれの相互作用により、姿勢バランスシステムや一次呼吸メカニズムなど健康に関わる全てのシステムのエリアに存在し、相互バランス関係を司っていると考えられています。物理的な身体などだけではなく、心理的な要素、情動や感情そして精神なども相互関係を保ち身体のバランスをとるとされる主要なシステムと考えられています。ドゥリュエルDO, DScO先生はセントラルチェーンとともに第 3 脳室や脳と脊髄のダイナミクスに働きかけるためのいくつものメソッドを発見しました。そして、脳と標的器官との間の相乗作用、人体の機能を次々に明らかにしてきました。
「セントラルチェーンと自己調節~生命の樹~」
の第2部となり、より生命、本質にコンタクトするためにより深い内容でセミナーは行われました。
驚くことにセントラルチェーンは私と同じ歳なんですね!これもまた驚きというか、運命というか。
オステオパシーと出会え、フィリップ・ドゥリュエル DO, DScO先生に出会え、その道筋を作ってくれた西山代表に感謝です。
今回のセミナーは仲間4人と民泊で生活してました。
普通のアパートで4人暮らし。一人暮らしは8年経験がありますが4人暮らしは人生初。
北海道・宮崎・宮崎・滋賀。
各地から色んなお土産を持ち寄り自炊に励みました。とは言っても初日の夜ご飯と、毎日昼休みに帰ってきて少し自炊したくらいで、あとは毎晩飲みに行ってましたが(笑)
ですが、いろんな先生とオステオパシーについて語り合えてとてもいい刺激を頂けました。
写真は宮崎の私の親友にお昼寝の時に自分で自分を治療してる様子を傾聴してもらってる様子(笑)昔は皆んなに勘違いされるほど仲良しでした。今でも遠く離れてはいてますけど、オステオパシーを通じて年に何度もあうし、しょっちゅう電話でオステオパシー談義してますから、そんな離れてる気もしませんけどね。
http://yassa-oste-bonesetting.com/やっさ接骨院、宮崎県都城市のオステオパシー治療院です。
今回もデモの際に頭蓋の施術を受けさせていただきました。
毎回思うのですが
『この手が欲しい・・・』
そう思わせてくれる温かくて安心できる本当の治療家の手です。
私もいつかこんな手になりたい強く願います。
今回のセミナーでもとても大切なことを学ばせて頂きました。
治療のテクニックはもちろん大切ですが、その前にどう患者様とコンタクトを取るか。
自分という人間がいて、相手という人間がいる。
自分がどういう気持ちで治療に臨み、相手がどういう状態で治療を受けに来ているのか。
自分という人間がどう進化していって、進化しつづけていく患者様の身体とどう向き合っていくのか。
オステオパシーという手段を用いて、自分と患者様の間に作り上げられる空間の中でどう生きていくのか。
また、繰り返しおっしゃっていたことですが、『治って欲しい』『この身体にいいことをしてあげよう』
その気持ちがあればあるほど、施術の場の空間が変化していくこと。
これは前々からうっすら感じていたことですが、はっきり言葉で伝えて頂き、なんかしっくりきました。
結局は施術者と患者の関係ですが、その前に人と人。
悠に来ていただく患者様は、私にとってとても大切な人たちばかりです。
これからもいつも思いやりを持って、温かい気持ちで治療を受けてもらえるように、私自身もっと成長していきたいと思います。
本当に施術の原点を考えさせられるセミナーだったと思います。
このセミナーに携わった全ての人たちに感謝です。ありがとうございました!