滋賀県長浜市の悠オステオパシーセンター、代表の藤元大輔です。
11月9日より5日間、大阪で開催された国際セミナーに参加してきました。
~エナジェティック・インパルスによる伝統的な骨・関節のアジャストメント~の2期目の開催でした。
講師はPhilippe Druelle DO, DscO
このエナジェティック・インパルスというのは靭帯構造の骨・関節の矯正になりますが、普通のカイロや接骨院で行われているようなバキバキというような矯正ではなく、生命エネルギーを利用したもっと安全かつ身体が必要とするような刺激の矯正になります。
カイロプラクティックで行われるような矯正は力を骨・関節に過度にかけすぎる傾向があるため、人間の骨・関節の可動域の限界を超えて動かすため損傷してしまうケースが多々あります。
オステオパシーで行うインパルスによる矯正はボキボキと音のすることもありますが、正常な可動域の範囲内で、しかもエネルギーを利用して安全に行います。
伝統的な知識・技術に加えPhilippe Druelle DO, DscOの36年間の経験に基づく知識やテクニックの秘密を伝授していただき、140年前から続くオステオパシーの先人達が残して頂いた伝統を受け継ぐことができたのではないかと思います。
前回、昨年開催されたインパルス1のセミナー内容を大きく超えるものであり、1年間かけて練習してきた技術がさらに知識深い物となった気がします。
構造の矯正だけではなく、それによって起こる血管・神経・リンパ系・内臓の生理学的変化も理解することができました。
それぞれの構造体の繋がりであったり、頭蓋の施術の重要さ、その『人』という生命を理解すること。
他にも色々な大切なことを頂いてきました。
この学ばせて頂いた技術と想いをまた日々の施術、毎日の生活に生かしていきたいと思います。
はるばるカナダからお越しいただいたPhilippe Druelle DO, DscOと、FOSG代表の西山代表に感謝いたします。
今回のセミナーでもとても感じましたが、一緒に学べる仲間の素晴らしさ。
これは本当にかけがえのない物です。
切磋琢磨し、お互いに成長していく。
こんな治療家人生で良かったなと心から思います。